お金以外の投資になるお話と主夫のつぶやき

建築・陶芸・折り紙・主夫のつぶやき

これからの時代に必要な能力「0を1にしてそれから100を目指す」

手前味噌ですが、自分がこれまで関わってきた仕事や作ってきたものを振り返ると必ず存在する言葉があります。それは・・・

 

「価値がないとされているものに価値を与える」

 

言葉を変えると

 

「0を1にする」です。

 

例えば

 

①移動可能な陶芸窯(マイ窯)の発掘

 

陶芸の産地では日常的に存在したため価値がしっかり伝わっていなかった移動可能な陶芸窯を発見し、窯作りのイベントを企画したり、世界に向けて発信したり(LEXUS DESIGN AWARD )、建築コンペで賞を取るなど、今では産地で「窯作り」などが産業化しています。

 

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陶芸窯作りのイベント

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LEXUS DESIGN AWARD 2017にて



②大名小学校の廃校利活用プロジェクト

 

元々は歴史や価値を無視した駐車場にする計画だった大名小学校跡地が、今や福岡県では重要な場所になっています。

 

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校舎の卒業式

 

growth-next.com

 

 

③障害を持つ方々が機織りで作った生地を使ったプロダクト

 

障害を持つ方々が機織りで織った生地にはほとんどお金という価値が付いていないのが現状です。まだまだ挑戦中ではありますが、一点物の価値としてプロダクト作りをしています。

 

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手のぬくもりをTシャツにデザイン

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コニカミノルタ主催ソーシャルデザインアワードにてプロジェクト賞受賞

 

④空き蔵(超過疎地)に人を呼び込む挑戦 -KURA COCOLONO -

 

山梨県の「とある場所」にある空き蔵を利用した体験型ギャラリー「KURA COCOLONO」。超過疎地へ人が集める仕組みを創造することが可能であれば、どこへでも人を呼び込むことができる。今そんな仕組みの創造への挑戦をしています。

 

cocolono.com

 

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KURA COCOLONO

 

⑤現在進めているクラウドファンディング

 

camp-fire.jp

 

空き家から出てくる破棄される建築建材のアップサイクルや新築の仕事が減りゆく時代に建築建材のリ・デザイン。

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NEO工芸×居場所を失った素材たち

⑥情報だけで建築を構築する

 

最近は建築情報学など情報で設計をするという言葉に懐疑的な人は少ないと思いますが、2008年当初に「情報で建築をつくる」というと変人扱いでした。

 

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情報だけで住宅を設計「OS的思考の建築」

 

もっともっとありますがこの辺で。

 

そして「0を1にする」をさらに言葉を変えると「問題を発見し解決する」ということです。そしてそれは「仕事をつくる」ということです。

 

これはこれからテクノロジーが進化し、グローバル化が進み、少子高齢化が進み、経済が衰退し、色々なことが今までにない早さで変化している時代に必ず必要となる能力だと思っています。

 

多様化が重要なのではなく、問題が多様だから、多様に答えを出す必要があるのです。

 

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消費者が消費される時代-評価経済の裏側にあるもの-

「情報社会」という言葉を耳にするようになって長い年月が経過しました。

 

IT技術によって多くの人と繋がれるようになり、経済も大きく変わりました。

 

クラウドファンディングのような他人だった関係から「支援」という形で関係性が気付けたり、SNSで個人が容易に広告を出せるようになりました。

 

そして貨幣経済(消費社会)から評価経済へ移行していると言われる昨今。

 

当たり前ですが、人が集まるところにお金は集まります。人が容易に繋がれる時代だから「人を集める」ことが消費対象となっています。

 

今まで消費されるものは「物やサービス」といった人から少し離れた存在だったのものが「人」という直接的な存在が消費されるようになっています。

 

では人はどのように消費されているのか。

 

例えば最近出版されて売れているお金やマーケティングに関する本を思い浮かべてください。多くの本に「儲け方」の極意が書かれています。その内容に嘘はないと思います。確かに「そうだ!」と思える内容が書かれています。

 

その「共感」こそが消費対象であり、共感させることで著者は色々な場面で「評価」を受けお金を儲けています。

 

しかし私はその現代版の「共感」に問題点があると思っています。

 

ある学生さんがこう言いました。

 

「現代人は読解力が落ちている」

 

確かに最近売れている本の多くは文字が大きくわかりやすく、そして共感しやすい内容です。でもその安易さによって「議論」を生んだり、何かに挑戦する意欲が喪失されているように感じています。簡単にスッと頭に入ってくるインプットの情報の多さによって「挑戦する気になる」ことをアフォードしているからです。

 

昔から成功者の言葉に人は熱狂します。しかし、その言葉によって大衆が消費されることはありませんでした。なぜなら人との繋がりが弱いため、言葉の次には自分なりの行動によってしか次を生み出せなかったからです。でも今は次から次へと「共感」「されている」言葉を知れ、虚構の安堵に浸ることができます。

 

この「虚構の安堵」こそが消費の対象なのです。

 

そして本当に「人が消費される時代」の恐ろしさを感じることができるのは「グローバル化」の波がテクノロジーによってもっと身近になった時だと思います。

 

みなさんが頭に浮かべられた売れる本の著者は「共感」させる言葉の他に何かを持っていませんか?

 

西野亮廣さんは絵本。落合陽一さんは科学。堀江貴文さんは発想。

 

みなさんは「共感」の他に何を持っていますか?

 

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クラウドファンディングをやってみて思うこと-ガラパゴス化する日本-

クラウドファンディングをスタートさせて数日が経過しました。

 

ぜひご支援ください!!

クラウドファンディング

テクノロジー時代を想定したプロダクト「NEO(ネオ)工芸」を広めたい!! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

 

正直、太刀打ちできていません。

 

ハイパーシェアの時も感じていましたが、一部ではあるものの、本当に日本は「面白いこと」「仲間感のあるもの(みんなやっている感)」に人やお金が集まっていることを実感します。それは評価経済と呼ばれる状態がそうさせているのかもしれません。

 

ハイパーシェアの企画に対して支援があまり集まらなかった時に考えた次のクラウドファンディングの計画は「面白いこと」だけに終始しない、今のクラウドファンディングマーケティングとは違う路線を計画しました。

 

私の企画はLEXUS DESIGN AWARDやHEAPS MAGAZINEでの特集と1000シェアを超える広がり、そして西井勇希氏による英語のプレゼン大会2位という結果を見ても、海外では評価が高い割に日本ではさほど広がりを見せません。私自身もずっと違和感を感じてきました。

 

そんな思いへの答えをくれたのが社会学者の宮台真司氏の言葉でした。

 

「日本はただ面白いということだけに人を集めようとしている。正しいことには人は集まらない!他国、先進国では正しいものを面白く伝えることの努力を続けている。正しいことを面白く伝えることが難しいのだ!!」

 

この言葉で私の心にあった違和感が晴れ、日本と海外の反応の違いの意味を知りました。

 

そして私が22歳の時から見てきたテクノロジーの時代。テクノロジーの力によって海外とのやりとりが容易になった世界が来た時、面白さだけを追求している日本人はどうなるでしょうか。

 

21歳の時、初めて海外の建築案件に関わった時クライアントに言われたことは「なぜこの壁は四角いのか。君の哲学を聞かせてくれ」でした。日本のクライアントではありえない質問です。

 

テクノロジーに期待している日本人の多くが、本当のテクノロジー時代が来た時、海外の狩猟民族的社会で太刀打ちできなくなる。それが私の予見です。

 

これからは「面白い」「みんなやっている」だけではなく「正しいことを面白く伝える努力」に自己投資しておくことも大切なのではないでしょうか。

 

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クラウドファンディング「テクノロジー時代を想定したプロダクト「NEO(ネオ)工芸」を広めたい!!」

本日より、クラウドファンディングをスタートさせていただきました。

 

詳細リンク

テクノロジー時代を想定したプロダクト「NEO(ネオ)工芸」を広めたい!! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

 

題名は:テクノロジー時代を想定したプロダクト「NEO(ネオ)工芸」を広めたい!!

 

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テクノロジー時代を想定したプロダクト「NEO(ネオ)工芸」を広めたい!!


ぜひご覧になっていただき、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

今回のクラウドファンディングは、テクノロジーの時代を12年前から予見し、その時代になっても生きていけるように活動してきたTAKEHANAKE design studioのプライベートブランド「TAKEHANAKE BRAND」の作品をリターンとしています。

 

そしてその作品の素材となるのが「破棄される予定の建築素材や生活用品のアップサイクル」と「使い道がなくなりつつある建築素材のリ・デザイン」です。

 

12年前、少子高齢化問題を知った学生時代、この問題を解決できるのはテクノロジーしかないと考え、22歳からテクノロジーについて研究してきました。今では当たり前に使われる「AI」という言葉や「ビックデータ」という言葉もない時代に、テクノロジーの可能性と恐さに触れ、34歳になる今日まで活動を続けてきました。

 

「人は多くの事柄をテクノロジーに与えられる」

 

これは人間にとって「便利」なのかそれとも「人間らしさの消失」なのか。今も自問自答を続けています。

 

でもどちらにしてもテクノロジーは進化し、人間に大きな影響を与えることは間違いありません。

 

TAKEHANAKE BRANDは「与えられても」人間らしさを失わないプロダクトやサービス、仕組み作りを基本にデザインに関わってきました。

 

今回のクラウドファンディングのリターンとなる作品はその一部です。

 

数学に形を与えられる。素材も与えられる。そんな中でデザインを行う。

 

この与えられる状況下で生まれる新しい工芸品を「NEO工芸」と呼ぶことにしました。

 

ぜひクラウドファンディングを見ていただき、ご支援、そしてこれからの時代について考えていただければ幸いです。

 

何卒よろしくお願いいたします。

 

TAKEHANAKE BRAND代表

竹鼻良文

 

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「都会の野生の思考」-都会に住んでいるからこそ生まれるべき伝統文化やデザインのプロセス-

私が作る作品(TAKEHANAKE BRAND)は全て手作りです。

 

私が作る作品の素材は全てどこかで手に入れることができる物です。

 

私が作る作品は他に類を見ない物を目指しています。

 

私が住んでいるのは東京で、都会です。

 

都会だからこそ生まれるべき文化や伝統があると考えています。

 

それが「都会の野生の思考」です。

 

人間も動物の一種であり、自然と捉えることもできます。であれば人間がつくる都会もまた自然物です。

 

その都会(自然)に住む私たちだからこそ生まれる文化や伝統に「物が溢れているからこそ生まれるプロセス」があるはずです。

 

私が作る作品の全てがこの「都会の野生の思考」から生まれています。

 

だから作品の素材全てがどこかで手に入れられる物になのです。

 

素材を新しく作らず、新しい価値や文化を生む。

 

それがTAKEHANAKE BRANDが目指す

 

「都会の野生の思考」です。

 

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木の照明シリーズ

 

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花の指輪シリーズ

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木のアクセサリーシリーズ

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アクセサリー置き

 

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陶器のアップサイクル作品

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【アーカイブ】照明作品「イナビカリ」

夏の雲の中で光る稲光。

 

William Paul Thurstonの幾何化予想の「8つの形から宇宙(世界)は構成されている」理論にもう1つの形を加えて、「9つの色から構成された宇宙(世界)」のパラレルワールドを創造しました。

 

パラレルワールドのある夏の日の雲の稲光。

 

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イナビカリ


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