お金以外の投資になるお話と主夫のつぶやき

建築・陶芸・折り紙・主夫のつぶやき

学生の建築展覧会の審査員から見えた若者たち。僕も34歳ですが...。

建築を家業の一つにさせていただいており、今年NEXTA'17と建築合宿という学生の建築の展覧会の審査員をさせていただきました。

 

NEXTA'17では過去に​満田衛資先生や大西麻貴先生、今年は忽那裕樹先生や竹口健太郎先生、岸上純子先生など錚々たる審査員の中に参加させていただきました。

 

審査員をする中で建築学科問わず若者が抱える不安や期待に触れることができたように感じました。箇条書きにすると...

 

①AIなどテクノロジーと自分たちの分野の関係性

社会保障を含む社会構造の変化への不安

③多様化する世界をどのように自分に武器とするか

④承認欲求と承認先への不審

グローバル化?日本では言葉だけが先行する世界

 

特に建築学科は「仕事を作る」「儲ける」「自分を見せる」という教育を受けません。だからブランディングマーケティングという言葉が出ることはまずありません。

だから「自分がいる分野で良い物と言われる物を作るしかない」。でも良い物だからといってお金を生み出せない時代。そんな無意識レベルでの不安を感じているのではと思いました。

 

作品の中にはテクノロジーの技術を使う美術館や建築以外の分野を建築に取り込もうとする提案、1:1で作ろうとする案など、自分たちの未来に設計の仕事が存在するという前提ではなく自分たちでなんとかしなくてはいけない、面白いことを創造したいという案も見られました。

 

今や高校生が企業し社会で活躍する時代です。でも建築家は40代からと言われます。僕は20代の時に40歳まで時間があるんだと開き直り、人生設計をしました。だから怖がらずに色々なことに挑戦しました。陶芸や折り紙もそうですが、福岡県の大名小学校の廃校利活用PJや過疎地の活性化を目指すPJなど、始めた頃は周りの大人に「なにやってんの?」とよく言われたものです。

cocolono.com

 

でもこんな変化の激しい時代です。色々やるしかない。今、未来が見えている人なんかほとんどいないと思います。

 

行動し、考え、悩む。若い人たちの特権を思う存分活かして欲しいと思いました。

 

さらに私の学生時代と大きく変わったのは「建物のデザイン」よりも「建物をどう使うか」という意識を持とうとしている学生が増えたことです。

 

分かりやすく言うと仕組み作りの重要性に気がつき、なんとか仕組みを考えたいという姿勢も見られました。

 

若者は社会を肌で感じている。そう思う展覧会審査でした。

 

ちょっとだけ僕の情報です。もしよろしければ見ていってください。

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